背中ニキビ
2017年04月24日更新 2017年03月31日公開

背中ニキビのケアに使える化粧品はある?

顔のニキビと背中のニキビは、原因となる菌が異なります。自己判断でケアをするとニキビを悪化させるおそれがあります。ここでは、背中ニキビのケアに使える化粧品と治療法についてドクター監修の記事で解説します。

背中は衣類でこすれるため赤ニキビができやすい部位といえます。間違ったケアはニキビを悪化させてしまうので、まずはクリニックを受診して診断してもらいましょう。クリニックで治療しつつ自宅でケアすることが大切です。

背中ニキビのさまざまな原因

背中ニキビは単一の原因で発生するわけではなく、いくつかの原因が複合的に作用して発生しています。背中ニキビの原因はさまざまで、複数の原因が影響し合ってニキビを発生させます。さまざまな原因によって毛穴がつまり、炎症を起こすことでニキビが現れます。背中や肩は皮脂の分泌量が多く、角質が厚くなっています。そのため、皮脂と古い角質が混ざり合って毛穴につまる角栓を引き起こしやすい部位だといえます。

ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスは、肌の乾燥や睡眠不足、精神的なストレスなどによって乱れます。精神的なストレスを受けた場合には、交感神経が活発になり、男性ホルモン過剰に分泌されるようになります。男性ホルモンには、皮脂の分泌を促して角栓をできやすくする性質があるため、ニキビの原因になります。生活習慣を整えるとともに、十分な睡眠を心がけましょう。ストレスを溜めないように、ストレス解消法を見つけておきましょう。

便秘が原因によってニキビができやすくなる

便秘とは、便をうまく排出できず腸内に留まっている状態を指します。便は時間が経つと腐敗が進み、有害物質を発生させるようになります。腸内には、善玉菌と悪玉菌、これら以外の菌が存在しています。有害物質には、善玉菌を減らすと同時に悪玉菌を増やす働きがあります。善玉菌は、皮膚細胞を活性化させるビオチンをつくるため、便秘によって腸内環境が悪化すると、皮膚の代謝がうまくいかなくなり、ニキビなどの肌トラブルが起こりやすくなります。

喫煙や飲酒

喫煙によって毛細血管が収縮し、血流が悪化します。血液には酸素と栄養が含まれているので、血流が悪い状態では肌の状態も悪くなります。肌のターンオーバーが乱れ、ニキビなどの肌トラブルが起こりやすくなります。また、喫煙は抗酸化作用を持つビタミンCを大量に消費するため、肌に悪影響を及ぼします。ビタミンCが不足すると、肌の弾力を保つコラーゲンの生産が減少し、さらに肌のターンオーバーが乱れやすくなります。

アルコールに含まれる糖質は、ビタミンB群の吸収率を低下させるため、ビタミンB群が不足しやすくなります。ビタミンBが不足すると皮脂の分泌が増え、ビタミンB6が不足するとターンオーバーが乱れやすくなります。

ニキビの原因菌

ニキビの原因菌には、アクネ菌やマラセチア菌があります。アクネ菌の方が一般的に知られていますが、身体にできるニキビはマラセチア菌によって引き起こされることが多いといわれています。マラセチア菌によるニキビは、背中や肩、胸などに現れることが多く、アクネ菌によるニキビと比べてかゆみや痛みが少ないという特徴があります。

このタイプのニキビをマラセチア毛包炎と呼び、顔にできるニキビとは区別されています。マラセチア菌は皮膚の常在菌です。皮脂を分解する酵素であるリパーゼを分泌して、皮脂をグリセリンと遊離脂肪酸に分解します。この遊離脂肪酸が酸化すると、炎症を引き起こす過酸化脂質に変化して、ニキビへと繋がります。

化粧品で解消できない背中ニキビとは

身体にできるニキビはマラセチアによるマラセチア毛包炎だとお伝えしましたが、これは内服薬や外用薬で治療しなければ十分に治すことができません。自己判断でケアをすると、ニキビの悪化を招く可能性があるので、まずはクリニックを受診して、背中ニキビの原因菌を特定してもらいましょう。

背中ニキビのケアに使える化粧品とは

アクネ菌による背中ニキビであれば、次のような成分が含まれた化粧品でケアすることで、改善が期待できます。

イソフラボン

女性ホルモンに似た成分で、ホルモンバランスを整える効果が期待できます。イソフラボンは大豆製品に多く含まれているので、食事にとり入れることもおすすめです。

ビタミンC誘導体

ビタミンCには、肌の酸化を防ぐ効果があるといわれていますが、肌への浸透性が低く、そのまま化粧品に添加しても十分な効果は得られません。ビタミンC誘導体は、肌への浸透性が高くなるようにビタミンCに人の手を加えて作られる成分です。

パントテン酸

ターンオーバーの正常化に役立つ成分だといわれています。

ビタミンE

ビタミンCと同じく抗酸化作用があります。ブロッコリーなどの野菜類に含まれています。

グリチルリチン酸ジカリウム

抗炎症作用があるとされる成分です。

サリチル酸

角質を溶かす成分で、ピーリング効果が期待できます。

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