背中ニキビの治療
2017年04月25日更新 2017年03月31日公開

背中のニキビは、皮膚科に相談するべき?

背中ニキビができたら、早めに皮膚科を受診しましょう。適切な治療を早期から開始することで、ニキビ跡を残さずに完治させられる可能性があります。ここでは、皮膚科での背中ニキビの治療についてドクター監修の記事で解説します。

皮膚科は、皮膚の病気全般を扱う診療科目です。背中ニキビは顔のニキビとは違い、セルフケアでの完治が難しいといわれています。間違ったセルフケアはニキビの悪化を招くので、早めに皮膚科を受診しましょう。

背中ニキビの皮膚科での診察内容

背中ニキビで皮膚科を受診した際には、最初に肌の状態を確認されます。ニキビにも種類があり、次のようなところを診察されます。

  • 皮脂の量
  • 肌の水分量
  • 乾燥肌かどうか
  • 皮膚炎の合併の有無

肌の状態を確認したら、洗顔の方法や保湿ケアの手順、メイクの方法などスキンケア全般に関する指導を受けます。また、ニキビの原因には、偏食やホルモンバランスの乱れ、睡眠不足などがあり、これらについてもアドバイスを受けることができます。

背中ニキビの皮膚科での治療方法

皮膚科では、ニキビに対してさまざまな治療を行います。ニキビは、アクネ菌やマラセチア菌などによって引き起こされます。まずは、これらの菌に有効とされる抗生剤の内服と外用を行います。しかし、難治性のニキビに対してはひとつの治療法だけでは十分な効果が期待できない可能性があるため、複数の治療法を適応することが多いです。クリニックでは、薬物治療の他に次のような治療を受けることができます。

ビタミンAの内服

ビタミンAには、皮脂の過剰な分泌を抑制し、ターンオーバーを正常化させる効果が期待できます。それにより、毛穴づまりを防ぐことができると考えられています。ニキビが改善した段階で服用を中止します。

ホルモン療法

ホルモンバランスが崩れると、皮脂の分泌が増加して毛穴づまりを起こしやすくなります。ホルモンバランスの崩れが原因のニキビの場合は、ホルモン療法を行います。失われたホルモンを補充し、すこやかな肌へと導きます。

ケミカルピーリング

古い角質を落とし、肌のターンオーバーを正常化させることができるといわれています。殺菌効果で肌を清潔に保つこともでき、皮脂の分泌や炎症を抑制します。クリニックで受けることができるケミカルピーリングは、自宅でのピーリングでは使えない高濃度の薬剤を使用します。背中ニキビの場合、自宅で行うピーリングでは十分な改善が期待できないといわれています。

プラセンタ注射

ホルモンバランスを整える働きがあるとされるプラセンタは、ビタミン剤や抗炎症薬と配合して点滴注射します。皮脂の分泌を抑えつつ、ホルモンバランスを整えることができるといわれています。また、肌の酸化を防ぐ効果も期待できます。

どの治療法が適しているかは、診察を受けなければわかりません。ニキビの状態や年齢など、さまざまな項目を加味して治療法を決定します。

皮膚科で背中ニキビの治療を受けるメリット

セルフケアで背中ニキビを治そうとしても、十分に治らないことがほとんどです。無理にケアを続けると、思わぬトラブルが起きたり、ニキビが悪化したりするおそれがあります。皮膚科を受診することで、適切な治療を受けられるとともに、セルフケアについてアドバイスをもらえます。

自宅でのケア方法

背中ニキビは毛穴が角栓によって閉塞し、毛穴につまった皮脂を栄養源にニキビ菌が増殖することで引き起こされます。背中を清潔に保つことが重要です。また、背中は洗髪後にシャンプーがかかるなどして洗浄成分が残り、不衛生になりやすいといわれています。最初に身体を洗うのではなく、洗髪してから洗うことで背中にシャンプーの成分が残るのを防ぐことができます。

紫外線は角栓を誘発させるので、背中にも日焼け止めクリームを塗るなどの紫外線対策をしましょう。強い紫外線は衣類を通過するので、背中にも紫外線対策が必要です。黒色の衣類は紫外線を吸収してくれるので、紫外線が強い日にはできるだけ黒い服を着用しましょう。

ストレスを解消させる

強いストレスを受けると男性ホルモンの分泌が増加します。男性ホルモンには、角栓を作ったり皮脂の分泌を促進させたりする作用があるので、ニキビができやすくなります。睡眠不足や疲労などの物理的なストレスと心理的なストレスがあります。規則正しい生活を送りつつ、ストレスを解消させましょう。

食事に注意する

栄養バランスに優れた食事をとることが、健康な肌をつくることに繋がります。特に、皮脂の代謝を正常化するビタミンB2や炎症を防ぐビタミンB6、皮脂の分泌を抑えるビタミンCを積極的にとることをおすすめします。それぞれ次のような食材に多く含まれています。

  • ビタミンB2…レバー、うなぎ
  • ビタミンB6…青魚、プルーン
  • ビタミンC…じゃがいも、ブロッコリー、ピーマン

ビタミンは身体に蓄積させることができないため、毎日摂取する必要があります。主食、主菜、副菜をバランスよく組み合わせた献立を考えましょう。

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