背中ニキビの治療
2017年04月24日更新 2017年03月31日公開

背中にできたニキビ跡を消すことはできる?

背中のニキビを無理に潰すと、ニキビ跡になる場合があります。ニキビ跡をセルフケアで改善することは難しいため、クリニックで治療を受けることをおすすめします。ここでは、背中のニキビ跡の消し方についてドクター監修の記事で解説します。

ニキビ跡は、ニキビの炎症が起きていた期間が長ければ長いほどに重症になります。そのため、ニキビができた時点でクリニックを受診し、適切な治療を受けることが大切です。ニキビ跡は消すことが難しいとされますが、クリニックで受けられる治療であれば改善が期待できます。

背中ニキビの跡を消す方法

ニキビ跡は、ニキビの炎症が悪化すればするほどに残りやすくなります。炎症が起きていない白ニキビや黒ニキビであれば跡が残る心配はほとんどありません。ただし、ニキビを潰した場合においては跡が残る可能性があります。炎症をともなう赤ニキビは、膿を持つようになる膿疱性座瘡(のうほうせいざそう)、痛みをともなう集簇性座瘡(しゅうぞくせいざそう)へと進行します。

ニキビ跡とは、いわゆる肌にダメージが残った状態であり、これを改善することは容易ではありません。肌のターンオーバーを何度かくり返すことで、新しい肌へと生まれ変わるのを待つのがよいでしょう。

皮膚科での治療方法

ニキビ跡の治療の目的は、肌の生まれ変わりを促進させることです。主に、ケミカルピーリングとレーザー治療が適応されます。

ケミカルピーリング

フルーツ酸やサリチル酸マクロゴールなどをメインで使用し、場合によっては強い成分であるトリクロロ酢酸を使用します。ケミカルピーリングは、医療機関でのみ行える医療行為で、自宅で行うピーリングよりも高い効果が期待できます。

ケミカルピーリングは古い角質を除去して肌の生まれ変わりを促します。肌が生まれ変わることで、ニキビ跡や色素沈着が目立ちにくくなります。施術では、肌の表面に均一、またはピンポイントで塗布していきます。その後、薬剤を中和してクーリングし、肌の状態を整えます。治療後は深いかさぶたができ、それがはがれてからも数週間は赤みが残ることがあります。

効果の現れ方には個人差があり、数週間に一度のペースで施術を数回くり返します。

レーザー治療

レーザー治療に使用される器具には、次のようなタイプがあります。

●肌の表面を削る

肌が持つ水分に反応して皮膚組織を蒸散させるタイプのレーザーです。ニキビ跡の局所的な治療だけではなく、広範囲にわたり照射して肌の生まれ変わりを促すこともできます。皮膚組織をしっかりと除去できるため、高い効果が期待できます。しかし、それだけ皮膚が再生するまでの期間が長くなるため、日常生活に支障をきたす可能性があります。3~7日は外用薬を塗り、メイクを控える必要があります。また、施術時には表面麻酔が必要です。

●皮膚の代謝を促進させる

皮膚の代謝を促進させたり、肌の弾力を保つコラーゲンの生産をサポートしたりする治療法です。ダウンタイムが短いですが、一回の照射では十分な効果が見込めないため、通院が必要になります。

●フラクショナルタイプ

皮膚の奥深くにある真皮にレーザーを点状に照射する治療法です。真皮の細胞を固めることで、皮膚の再生を促します。

イオン導入

美容成分が含まれたコスメでケアをすることがニキビ跡の改善に繋がるとされています。しかし、成分によっては、肌への浸透性が低いため、十分な効果を得られない場合があります。イオン導入は、そのような美容成分が肌へ浸透しやすくなるように、微弱電流を流してイオン化させる技術です。イオン化すると、肌の奥深くにまで浸透しやすくなるといわれています。

イオン導入には、ビタミンC誘導体やプラセンタエキスが用いられます。ビタミンC誘導体には、メラニンの生産を抑える働きがあるため、赤みや色素沈着が起きているニキビ跡に有効とされています。また、コラーゲンの生産を促進させたり炎症を抑えたりする効果も期待できます。プラセンタエキスには、肌のターンオーバーを促してコラーゲンを生産する働きがあるといわれています。色素沈着をともなうニキビ跡の改善に効果が期待できます。

イオン導入で用いる電流は微弱ですが、それでも肌に負担がかかることがあります。長時間かけての施術や連日での施術は肌に大きな負担をかけるので避けましょう。イオン導入後は肌のバリア機能が一時的に低下するので、週に1~2回を目安に行うことをおすすめします。それ以上の頻度で行うと、かえって肌トラブルが起きてしまう可能性があります。

自宅でできる背中ニキビ跡のケア

重症化していない場合においては、ビタミンC誘導体など肌の再生を促す成分が含まれた美容液などでケアをしましょう。そして、栄養バランスに優れた食事をとり、十分な睡眠時間を確保しましょう。注意したいのがニキビ跡の悪化です。衣類や寝具に雑菌がついていると、それらが背中に移って炎症を起こす可能性があります。肌のみならず、衣類などの直接肌が触れるものについても清潔を心がけるようにしましょう。

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